2012年06月17日
ガスカットのタイミング変更
夏に向けてガスカットのタイミング変更を実施
銃はKSCのSTIシステム7版
気温が高くなってガス圧が上がると負荷がかかり破損しやすくなるので、ブローバック時のガスカットのタイミングを早めることで負荷を減らそうというのが主な理由
まずは、ブリーチをパーツクリーナーで完全脱脂してからエポキシパテ(金属用)で溝部分を必要なだけ埋める。
ある程度形を整えておくが最終仕上げはやすりで行う。
写真の状態で約6㎜ガスカットのタイミングを早めるようになっている。
パテだけだと固いとはいえ作動時にぽろぽろと削れてくるので、補強のために0.1㎜のSUS板を曲げたものを上から接着
100発ぐらい撃ってみたが剥がれたりすることは無さそう
動作も問題なし
マルイのXD にも同様の処置を施した。
こちらはSTIに比べてシリンダーのストロークがだいぶ長いので10mmほどガスカットのタイミングを早めた。
銃はKSCのSTIシステム7版
気温が高くなってガス圧が上がると負荷がかかり破損しやすくなるので、ブローバック時のガスカットのタイミングを早めることで負荷を減らそうというのが主な理由
まずは、ブリーチをパーツクリーナーで完全脱脂してからエポキシパテ(金属用)で溝部分を必要なだけ埋める。
ある程度形を整えておくが最終仕上げはやすりで行う。
写真の状態で約6㎜ガスカットのタイミングを早めるようになっている。
パテだけだと固いとはいえ作動時にぽろぽろと削れてくるので、補強のために0.1㎜のSUS板を曲げたものを上から接着
100発ぐらい撃ってみたが剥がれたりすることは無さそう
動作も問題なし
マルイのXD にも同様の処置を施した。
こちらはSTIに比べてシリンダーのストロークがだいぶ長いので10mmほどガスカットのタイミングを早めた。
2012年05月14日
STI ピストンリング調整
低圧での作動性が悪いように感じたので、いろいろ調べたところピストンリングの気密性能がダメなようでここを調整することにした。
ガス圧が高いとピストンリングが外側に押し広げられて気密が保たれるが、結構固いゴムなので圧が低いと広がらず気密が保たれないようだ
やり方はシムを入れてピストンリングが入る溝幅を調整
最初はピストンヘッドを削り溝幅を狭くしてピストンリングをガッチリと固定すればいいと考えていたがやってみると全くダメだった。
溝幅は広すぎてもダメ
0.05㎜単位で調整し、ちょうどいい幅にすることが重要
今回は0.1㎜の板がスッと入る位の幅がちょうど良かった。
溝幅調整の他に0.1㎜のSUS板を曲げたものを装着しピストンリング自体を外側に押し広げるようにした。完全に閉じたO型にするよりも写真の様に閉じてないC型にするほうが効果が高かった。
これでどれほどの効果があるのか?というと・・・
ノーマル状態だとエアタンク使用の場合0.4MPaないとスライドストップがかからなかったのが、0.32MPaでもスライドストップがかかるようになった。
撃っても体感できるほど作動性が向上
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
というレベルです。
2012年04月22日
STI カスタム
フレームの方を少しカスタム(いや調整か?)
ディスコネクターの動きが渋いので、接触してる部分を磨く程度のことしかしてません。
やり方#1000の耐水ペーパーで仕上げてから、リューター先端に付けたバフでパーツを鏡面仕上げにするだけでOK
ついでにシャーシのレール部とハンマーも磨いておいた。
(黒いのはブルーイングで染めたから)
ピンも同様の仕上げ
あとはシリコンオイル付けて組むだけ
組むときにイモネジが緩まないようにねじロック剤を塗布しといた
ディスコネクターの動きが渋いので、接触してる部分を磨く程度のことしかしてません。
やり方#1000の耐水ペーパーで仕上げてから、リューター先端に付けたバフでパーツを鏡面仕上げにするだけでOK
ついでにシャーシのレール部とハンマーも磨いておいた。
(黒いのはブルーイングで染めたから)
ピンも同様の仕上げ
あとはシリコンオイル付けて組むだけ
組むときにイモネジが緩まないようにねじロック剤を塗布しといた
2012年04月01日
2012年01月22日
STI バレル 分解
バレルの分解です
ねじ、ピンを外してバレルストッパー、フィードランプを外せばインナーバレルとホルダーが分離できる
HOP調整のアジャストリングを外すと新型のHOP機構が現れる
従来の様にボールではなく板金の部品を介してHOPを変えるようになっており、アジャストリングを回してHOP調整する以外にもこの板金部品の曲げ方を変えることでHOPの効きを調整できるようになってます
続いて、Cリングを外すと、
ホップカラーが外せる
このホップカラーがラバーチェンバーが歪んだりするのを防いでおり、集団性向上に貢献している
ホップカラーは鉄の削りだし品
ラバーチェンバー部
HOPをかける突起が二股になってるのが分かる
HOPの突起だけで球を保持するようになっているので集団性が格段に向上しており、広い場所で撃つと鬼HOPもなくスーっと真っ直ぐ飛んでいくのが分かる
これでマルイにも十分に対抗できるのではないかと…
以上、バレルの分解でした
2011年12月31日
STI グリップ 分解
今年最後の記事
グリップの分解です。
グリップを外すには1/8と1/16インチの六角レンチが必要
前と後ろのネジ3か所を外す
ネジを外したら写真のように分離できる
グリップを外した後のシャーシ裏側
シアーとかを組み込むときはグリップを外した状態の方が断然やりやすい
マグキャッチの分解はガバ共通のやり方でマイナスドライバーを差し込んで反時計回りに回せばロックが解除され、外せる
マグキャッチを外せばトリガーも外せるようになる
トリガーバーは従来のステンレス製から焼入れ品に変更されてる
バラした部品たち
動作にかかわる重要なパーツはすべて焼結合金製になってるため耐久性は十分
本日の記事は以上
あと1時間ちょいで2012年になるわけですが、来年もよろしくお願い致します。
グリップの分解です。
グリップを外すには1/8と1/16インチの六角レンチが必要
前と後ろのネジ3か所を外す
ネジを外したら写真のように分離できる
グリップを外した後のシャーシ裏側
シアーとかを組み込むときはグリップを外した状態の方が断然やりやすい
マグキャッチの分解はガバ共通のやり方でマイナスドライバーを差し込んで反時計回りに回せばロックが解除され、外せる
マグキャッチを外せばトリガーも外せるようになる
トリガーバーは従来のステンレス製から焼入れ品に変更されてる
バラした部品たち
動作にかかわる重要なパーツはすべて焼結合金製になってるため耐久性は十分
本日の記事は以上
あと1時間ちょいで2012年になるわけですが、来年もよろしくお願い致します。
2011年12月11日
STI フレーム 分解
少し時間が空きましたが、スライドに続いてフレームの分解です。
アンビセーフティーを外す。
外し方はガバ共通で上に上げてから引き抜けばOK
(最初めちゃくちゃ固かった)
メインスプリングハウジングとシアースプリングを分解
メインスプリングハウジング内部
金属部品は真鍮製
ハンマーの分解
ピンを抜くだけなので楽
シアー、インパクトハンマー、ディスコネクターの分解
ハンマー同様にピンを抜くだけだが、一気にばらけるのでどうやって付いていたかを覚えていないと後で組めなくなる。
シアー、インパクトハンマー、ディスコネクター、ハンマーストラットは同社M945のものと互換性あり。
ちなみにこんな感じで付いてます。
インパクトハンマーロックの分解
まず上の穴から六角レンチ(0.89mm)を入れてイモネジを緩めて、
側面のブロックを抜き取る
ただ、このブロックが反対側から押せないうえに固くはまっていたので、このように穴開けて長めのイモネジをねじ込んだ後それをつかんで引き抜きぬいた。
外したブロックとインパクトハンマーロック
次はグリップの分解だがそれは次の記事で。
アンビセーフティーを外す。
外し方はガバ共通で上に上げてから引き抜けばOK
(最初めちゃくちゃ固かった)
メインスプリングハウジングとシアースプリングを分解
メインスプリングハウジング内部
金属部品は真鍮製
ハンマーの分解
ピンを抜くだけなので楽
シアー、インパクトハンマー、ディスコネクターの分解
ハンマー同様にピンを抜くだけだが、一気にばらけるのでどうやって付いていたかを覚えていないと後で組めなくなる。
シアー、インパクトハンマー、ディスコネクター、ハンマーストラットは同社M945のものと互換性あり。
ちなみにこんな感じで付いてます。
インパクトハンマーロックの分解
まず上の穴から六角レンチ(0.89mm)を入れてイモネジを緩めて、
側面のブロックを抜き取る
ただ、このブロックが反対側から押せないうえに固くはまっていたので、このように穴開けて長めのイモネジをねじ込んだ後それをつかんで引き抜きぬいた。
外したブロックとインパクトハンマーロック
次はグリップの分解だがそれは次の記事で。
2011年11月20日
STI スライド 分解
KSC STI システム7 のスライドの分解
まずは、エレベーションスクリューを外してリアサイトを完全に起こす
その下にブリーチを固定してるネジがあるのでそれを外す
ネジを外したらダミーのファイアリングピンを奥に押しつつ
スライドを左右に広げてブリーチをスライドから外す
取り出したブリーチ、というかシステム7のユニット
他のシステム7と同様の部品構成
プラグはアルミではなくプラスチック製
シリンダーの内径は15mm
ただ、肉厚は0.5mmと薄く、無理すると割れそう
ブリーチ裏面
ブローバック時のガスカット位置をぎりぎりまで延長してあるが、肉厚がなくインパクトハンマーロックが当たる部分がもう削れてきている
もっと撃ちこんでみないと分からないが、シリンダーとブリーチはすぐに消耗しそうな予感
まずは、エレベーションスクリューを外してリアサイトを完全に起こす
その下にブリーチを固定してるネジがあるのでそれを外す
ネジを外したらダミーのファイアリングピンを奥に押しつつ
スライドを左右に広げてブリーチをスライドから外す
取り出したブリーチ、というかシステム7のユニット
他のシステム7と同様の部品構成
プラグはアルミではなくプラスチック製
シリンダーの内径は15mm
ただ、肉厚は0.5mmと薄く、無理すると割れそう
ブリーチ裏面
ブローバック時のガスカット位置をぎりぎりまで延長してあるが、肉厚がなくインパクトハンマーロックが当たる部分がもう削れてきている
もっと撃ちこんでみないと分からないが、シリンダーとブリーチはすぐに消耗しそうな予感
2011年11月06日
STI 新旧比較
購入から約2週間が経過
グリップはこれまでのものが使えるので、さっそくグリップを交換
紫色のグリップは限定品の5.5イーグルに付いていたものを使用
グリップセーフティーとアンビセーフティーもシルバーのものからブラックに交換
グリップセーフティーは無加工装着可だがアンビセーフティーは加工が必要
レースメカバージョンとシステム7バージョンの比較
(たいして比較してないけど)
(左:システム7 右:レースメカ)
マガジンも新規設計なので共用は不可
バルブサイズが他の銃と共通サイズとなり、バルブプレートも無くなった
(上:レースメカ 下:システム7)
ハンマー周辺は大きく変更された
システム7の方はハンマー、シアー、ディスコネクター、その他ノッカー類が焼結合金製で耐久性が向上している
システム7はシリンダーストロークは短くなっているが、内径がΦ14→Φ15に変更されており作動性も圧倒的に良くなっている
(上:システム7 下:レースメカ)
リコイルSPとガイドの比較
スプリングはシステム7の方がピッチが粗く、テンションも強い
ガイドは穴が開いている方がシステム7のもので、穴がないレースメカのものはシステム7には付かない
(上:システム7 下:レースメカ)
システム7のアウターバレルはすべて樹脂製なのに対してレースメカの方はバレル先端がアルミ製、チャンバー部が樹脂製となっている
HOP機構の比較
ダイヤルでアジャストリングを回してHOPのかかりを調整するのは両方とも同じ
(上:レースメカ 下:システム7)
システム7のは中央に切れ込みが入っていて2本の突起でHOPをかけるようになってる。
(上:レースメカ 下:システム7)
HOPの突起だけでなく弾の保持方法も変更されている。
レースメカの方は弾の全周を保持しているのに対しシステム7の方はマルイと同じようにHOPの突起のみで弾を保持
これによりHOPの安定性は格段に向上している
以上、簡単な比較でしたが作動性・集団性ともに大幅に向上しており、リアルメカからレースメカ、システム7と2度のモデルチェンジでようやく「きたか…!!」 という感じですね。
次回は分解を予定
グリップはこれまでのものが使えるので、さっそくグリップを交換
紫色のグリップは限定品の5.5イーグルに付いていたものを使用
グリップセーフティーとアンビセーフティーもシルバーのものからブラックに交換
グリップセーフティーは無加工装着可だがアンビセーフティーは加工が必要
レースメカバージョンとシステム7バージョンの比較
(たいして比較してないけど)
(左:システム7 右:レースメカ)
マガジンも新規設計なので共用は不可
バルブサイズが他の銃と共通サイズとなり、バルブプレートも無くなった
(上:レースメカ 下:システム7)
ハンマー周辺は大きく変更された
システム7の方はハンマー、シアー、ディスコネクター、その他ノッカー類が焼結合金製で耐久性が向上している
システム7はシリンダーストロークは短くなっているが、内径がΦ14→Φ15に変更されており作動性も圧倒的に良くなっている
(上:システム7 下:レースメカ)
リコイルSPとガイドの比較
スプリングはシステム7の方がピッチが粗く、テンションも強い
ガイドは穴が開いている方がシステム7のもので、穴がないレースメカのものはシステム7には付かない
(上:システム7 下:レースメカ)
システム7のアウターバレルはすべて樹脂製なのに対してレースメカの方はバレル先端がアルミ製、チャンバー部が樹脂製となっている
HOP機構の比較
ダイヤルでアジャストリングを回してHOPのかかりを調整するのは両方とも同じ
(上:レースメカ 下:システム7)
システム7のは中央に切れ込みが入っていて2本の突起でHOPをかけるようになってる。
(上:レースメカ 下:システム7)
HOPの突起だけでなく弾の保持方法も変更されている。
レースメカの方は弾の全周を保持しているのに対しシステム7の方はマルイと同じようにHOPの突起のみで弾を保持
これによりHOPの安定性は格段に向上している
以上、簡単な比較でしたが作動性・集団性ともに大幅に向上しており、リアルメカからレースメカ、システム7と2度のモデルチェンジでようやく「きたか…!!」 という感じですね。
次回は分解を予定
2011年10月23日
STI システム7
システム7化されたSTIをついに購入
初期のリアルメカバージョン、2代目のレースメカバージョンと続き、システム7は3代目になる。
主な特徴として
・システム7搭載で作動性大幅UP
・ハンマー、シアー等に焼結合金を採用
・新規設計のHOP機構
が挙げられる
以下簡単なレビュー
このEDGE5.1にはマグウェルが標準装備
マグキャッチにはSTI刻印が追加されてる
面構え
リアサイト側面にも刻印が追加
ダミーのファイアリングピンの再現
マガジンも新規設計
システム7のユニット
作動性が格段に向上している
HOP機構も新型になり、より安定した弾道を実現
あと、スライドストップがかかる溝に金属プレートが埋め込まれており、変形を防止するようになっている。
次回はレースメカバージョンのSTIとの比較を予定
初期のリアルメカバージョン、2代目のレースメカバージョンと続き、システム7は3代目になる。
主な特徴として
・システム7搭載で作動性大幅UP
・ハンマー、シアー等に焼結合金を採用
・新規設計のHOP機構
が挙げられる
以下簡単なレビュー
このEDGE5.1にはマグウェルが標準装備
マグキャッチにはSTI刻印が追加されてる
面構え
リアサイト側面にも刻印が追加
ダミーのファイアリングピンの再現
マガジンも新規設計
システム7のユニット
作動性が格段に向上している
HOP機構も新型になり、より安定した弾道を実現
あと、スライドストップがかかる溝に金属プレートが埋め込まれており、変形を防止するようになっている。
次回はレースメカバージョンのSTIとの比較を予定